笑顔で歯が見えない・見えすぎる原因は?
唇と歯ぐきの関係【草加】
「笑っても歯がほとんど見えない」「笑うと歯ぐきが目立ってしまう」。正反対に聞こえるこの2つの悩みは、草加で学生生活を送っている方からも、お子さんの写真を見て気になった保護者の方からも、同じくらいの頻度でご相談いただきます。どちらも、歯そのものより「歯をどう見せているか」に原因があることが少なくありません。
この記事では、笑顔で歯が見えない・見えすぎる原因を、唇・歯・歯ぐき・骨格という4つの要素に分けて説明します。原因が分かると「どこに相談すればよいか」「急ぐことか、様子を見てよいことか」が見えてきますので、方法を探す前の整理としてお読みください。
「歯が見えない」と「歯ぐきが見える」は
同じ物差しの両端
笑ったときに歯がどれだけ見えるかは、上唇のふちが歯のどの高さで止まるかで決まります。唇のふちが上の前歯の途中で止まれば歯は一部しか見えず、歯ぐきの境目まで上がれば歯が全部見え、さらに上まで上がれば歯ぐきが見えます。つまり「見えない」も「見えすぎる」も、唇のふちの位置という同じ物差しの上にあり、その位置が低いか高いかの違いです。
| 唇のふちの位置 | 笑ったときの見え方 | よくあるご相談 |
|---|---|---|
| 位置:低い(歯の途中で止まる) | 見え方:上の前歯の先端側だけが見え、歯が短く感じられる | 相談:笑っても歯が見えない、表情が硬く見える |
| 位置:中間(歯ぐきの境目あたり) | 見え方:上の前歯が根元近くまで見え、歯ぐきはほぼ見えない | 相談:この段階での相談は少なく、歯の色や形の話が中心 |
| 位置:高い(歯ぐきの上まで上がる) | 見え方:歯の上に歯ぐきが帯のように見える | 相談:歯ぐきが目立つ、笑うのをためらってしまう |
ガミースマイルという言葉の意味
笑ったときに歯ぐきが広く見える状態は、ガミースマイルと呼ばれています。ガム(gum)は英語で歯ぐきのことです。何ミリ以上見えたらガミースマイルという厳密な線引きがあるわけではなく、本人が気になるかどうかで相談に至るケースがほとんどです。歯ぐきが少しのぞくくらいは健康的な笑顔の範囲ですし、逆にまったく見えないのが正解というわけでもありません。
大切なのは、歯ぐきが見える・見えないという「結果」だけを見るのではなく、唇のふちがなぜその位置で止まるのかという「原因」を分けて考えることです。次の章で、原因を4つの要素に分けて見ていきます。
見え方を決める4つの要素|
唇・歯・歯ぐき・骨格
笑顔で歯が見えない、または見えすぎる原因は、大きく4つの要素に分けられます。一つだけが原因のこともあれば、複数が重なっていることもあります。順番に見ていきましょう。
要素①:上唇の長さと動く量
上唇が長めの方は、笑っても唇のふちが歯の途中までしか上がらず、歯が見えにくくなります。反対に、上唇を持ち上げる筋肉の動きが大きい方は、歯ぐきの上まで唇が上がりやすくなります。唇の長さや筋肉の動きは生まれつきの個人差が大きく、歯や歯ぐきに問題がなくても見え方に差が出る要素です。歯は正常でも、笑い方の癖で口をあまり開けない方は、歯が見えない印象になります。
要素②:歯の長さと生えている位置
上の前歯そのものが短い場合や、歯の一部が歯ぐきに覆われたままの場合は、笑ったときに歯が短く見え、相対的に歯ぐきが目立ちます。歯の先端がすり減って短くなっている場合も同じことが起こります。また、歯が並びきらずに重なっていると、笑顔の線が途切れて見えます。厚生労働省のe-ヘルスネットは、不正咬合には「歯の位置異常」「歯列弓形態の異常」「咬合の異常」があり、歯列弓形態の異常は「歯の周囲の筋肉や舌の力のバランスが崩れることによって起こる」と説明しています(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「不正咬合」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/teeth/yh-019.html )。歯の位置だけでなく、唇や舌の力のバランスが歯並びの形をつくっている、という点は笑顔の見え方を考えるうえでも大切です。
要素③:歯ぐきの高さと厚み
歯ぐきが歯を覆う量が多いと、歯は短く、歯ぐきは広く見えます。逆に、歯ぐきが下がると歯が長く見え、歯と歯の間に暗いすき間が出ます。一般社団法人 日本歯科審美学会は、歯肉が下がる原因として「過度のブラッシングと歯ぎしりなどの咬み合わせの不和」の2つを挙げたうえで、「下がってしまった歯茎は基本的には元に戻りません」と述べています(参照:一般社団法人 日本歯科審美学会「歯ぐきをきれいにしたい」 https://www.jdshinbi.net/general/column/column06.php )。歯ぐきの高さは、覆いすぎている場合と下がりすぎている場合の両方向で笑顔の見え方に関わります。歯ぐきが腫れている場合も一時的に見え方が変わりますので、まず歯ぐきの状態を確かめることが先になります。
要素④:上顎の骨の位置と噛み合わせ
上顎の骨が縦に長い、あるいは前に出ている場合、唇の動きが平均的でも歯ぐきが見えやすくなります。骨格が関係している場合は、歯や歯ぐきだけに働きかけても見え方が変わりにくいため、噛み合わせ全体の検査が必要です。日本歯科審美学会のコラムには、「矯正治療だけでは治せない骨格的な問題も、外科矯正治療により、治すことが可能です」とあり、外科矯正治療は保険の適応になると書かれています(参照:一般社団法人 日本歯科審美学会「歯並びをきれいにしたい」 https://www.jdshinbi.net/general/column/column04.php )。骨格が関わるかどうかは、レントゲンで顎の骨の形と歯の位置関係を見ないと判断できません。噛み合わせの検査で何を調べるかは、当院の噛み合わせ治療のページにまとめています。
子どもの生え変わり期は「一時的な見え方」に注意
小学生のお子さんの笑顔で歯ぐきが目立って見える場合、生え変わりの途中であることが多くあります。永久歯の前歯は生えてきた直後は歯ぐきに覆われている部分が多く、数年かけて歯ぐきの位置が落ち着き、歯の見える長さが増えていきます。また、大人の歯が生えそろうまでは顎の骨も成長を続けるため、この時期の見え方で将来を決めつける必要はありません。写真を年に1回程度撮っておき、変化を見ながら相談のタイミングを考えるのが現実的です。
草加で原因を確かめてから
考えるなら
ここまでの4つの要素を見ていただくと、「歯が見えない」「歯ぐきが見えすぎる」という同じ悩みでも、原因によって相談する先や方法が変わることが分かります。唇の動きが主な原因なら歯を触っても変化は小さく、歯ぐきが原因なら歯並びを動かしても見え方は変わりません。当院で最初にお願いしているのは、方法を探す前に原因を分ける検査を受けていただくことです。
原因が違えば方法も違う、という順番
診察では、笑ったときの写真、口の中の状態、レントゲンで見た歯と骨の位置関係を組み合わせて、4つの要素のどれが関わっているかを整理します。複数が関わっていることも珍しくなく、その場合は「どれから対応するか」の順番も含めてご説明します。歯ぐきの炎症があるときは、見た目の相談より先に治療を行うのが基本です。方法の種類そのものについては、原因が分かったあとに、矯正・審美・美容歯科のそれぞれのページと合わせてご案内しています。
草加での通い方と院内のご案内
- 東武スカイツリーラインの獨協大学前駅から歩いて、トーブイコートの2階にあります。休みなく夜20時30分まで診療していますので、講義のあとや部活帰り、お子さんの送り迎えの合間にも寄っていただけます
- 初回は笑ったときの写真撮影と口の中の診察を行い、必要に応じてレントゲンで顎の骨と歯の位置関係を確認します。4つの要素のどれが関わっているかをその場でご説明します
- お子さんの見え方が気になる場合は、生え変わりがどこまで進んでいるかを確かめ、様子を見てよいのか相談を進めるべきかをお伝えします
- 診療室は完全個室です。笑顔の悩みという話しにくい内容も、周囲を気にせずご相談いただけます
- 各種保険を取り扱っています。お会計の方法は現金かクレジットカードのどちらかです
よくある質問
笑っても歯が見えないのは、治した方がよいものですか?
ガミースマイルは生まれつきですか?
子どもの笑顔で歯ぐきが目立ちます。矯正が必要ですか?
歯ぐきが下がって歯が長く見えるのも、見え方の原因になりますか?
草加で原因を調べる場合、初回でどこまで分かりますか?
まとめ|笑顔で歯が見えない・見えすぎる原因は4つに分けて考える
笑顔で歯が見えない・見えすぎる原因は、上唇の長さと動き、歯の長さと位置、歯ぐきの高さと厚み、上顎の骨の位置という4つの要素に分けられます。「見えない」と「歯ぐきが見える」は、唇のふちがどの高さで止まるかという同じ物差しの両端にある状態です。
原因が違えば向いている方法も変わりますので、方法を探す前に、どの要素が関わっているかを検査で分けることが出発点になります。お子さんの場合は生え変わりによる一時的な見え方のこともあります。草加で笑顔の見え方が気になっている方は、まず原因を分けるところからご相談ください。
自由診療の副作用とリスク
副作用とリスク
- この記事の4つの分類は原因を整理するための一般的な考え方で、実際にはどれが主な原因かを診察とレントゲンで確かめる必要があります。見た目の好みは人それぞれで、ある見え方だけを正解として示すものではありません
- 歯ぐきの見える量を変える目的で歯ぐきの形を整える処置を行う場合は自費診療となることが多く、処置後に腫れや痛み、しみる感じが一時的に出ることがあります
- 歯並びや骨格が原因の場合の矯正治療は自費診療で、装置による痛みや違和感、期間中の清掃のしにくさがあり、治療後の保定を怠ると後戻りが起こる可能性があります。外科矯正の適応や保険の扱いは検査のうえで判断されます
- 上唇の動きが原因のときに検討する美容歯科の注射系メニューは保険外で、注射した部位の腫れや内出血、一時的な違和感が出ることがあり、効果の続き方には個人差があります
- 歯ぐきの炎症や歯周病がある場合は、見え方の相談より先に治療が必要です。炎症を残したまま見た目の処置を行うと、結果が安定しないことがあります
おおよその費用
笑顔の見え方の原因を分けるための診察と写真撮影は診察の一環として行い、歯ぐきの検査やレントゲンで保険が使えるものは、処置内容に応じた自己負担分のみをお支払いいただきます。原因に応じて美容歯科の注射系メニューを検討する場合、ボトックス注入だと30,000〜50,000円、ヒアルロン酸注入療法なら50,000円(税抜)です。料金は時期によって見直されることがありますので、最新の額と他の美容メニューについては美容歯科の親ページを参照してください。矯正治療や歯ぐきの処置の費用は、原因を確かめたあとに個別にお見積りします。お支払いには現金だけでなくクレジットカードもお使いいただけます。
記載理由
医療広告ガイドライン(平成30年6月1日施行)にもとづき、笑顔で歯が見えない、または見えすぎる原因を調べている方が、考えられる要素と検査の必要性、自費診療となる場合の費用の目安と注意点を知ったうえで相談先を選べるよう記載しています。
※原因の組み合わせや変化の感じ方には個人差があります。※記載した金額は税抜です。
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監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長 村上 翔 - 私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。笑顔の見え方の原因はお一人ずつ異なり、唇・歯・歯ぐき・骨格のどれが関わっているかは診察で確かめる必要がありますので、気になる場合は歯科医院での受診をおすすめします。
患者様の満足度調査を
実施しております。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、 診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、 そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。