マウスピース矯正の種類と違い・選び方の考え方【草加・獨協大学前】
歯科医院のサイトを見比べていると、同じマウスピース矯正という言葉なのに、扱っている装置の名前が医院ごとに違う。そんな違和感を持った方は多いと思います。獨協大学前駅の周辺は学生の方から子育て世代の方まで幅広く、それぞれ「どれが自分に合うのか」という視点で調べていらっしゃいます。
結論から言えば、マウスピース矯正は一つの製品を指す言葉ではありません。複数のシステムがあり、それぞれ想定している用途や作り方が違います。この記事では、費用や症例別の話には踏み込まず、システムの違いをどう理解して、どう選ぶ立場に立てばよいのかという一点にしぼって整理します。
マウスピース矯正の種類|
違いを見る3つの軸
まず前提|「マウスピース矯正」はカテゴリー名です
「ワイヤー矯正」という言葉が特定の商品名ではないのと同じで、マウスピース矯正も治療の方式をあらわすカテゴリー名です。その中に、開発した企業や設計の考え方が異なる装置がいくつも存在します。
言い換えると、「マウスピース矯正を選ぶ」という段階の次に、「どのシステムで進めるか」という段階があるということです。この2段構えを知らないまま比較を始めると、話がかみ合わないまま迷ってしまいます。
違いを見る軸①:対応する範囲
もっとも大きな分かれ目が、どこまでの範囲を動かすことを想定して作られているかです。
| タイプ | 想定している範囲 | 考え方の特徴 |
|---|---|---|
| 全顎(ぜんがく)対応型 | 想定している範囲:奥歯まで含めた歯列全体 | 考え方の特徴:噛み合わせ全体をふまえた計画を立てやすい。装置の枚数が多くなる傾向 |
| 前歯中心・部分対応型 | 想定している範囲:おもに前歯まわり | 考え方の特徴:想定される移動量が限られる。噛み合わせに大きな課題がある場合は向かないことがある |
ここで注意したいのは、「前歯だけ気になるから部分対応型でよい」とは必ずしも言えないことです。前歯の傾きや重なりの原因が奥歯の位置にある場合、前歯だけを動かしても噛み合わせが崩れる可能性があります。範囲の判断は見た目の気になる場所ではなく、診査の結果から決まります。
違いを見る軸②:どのように作られるか
次の軸は製作方法です。ここは目に見えない部分ですが、治療の性質に大きく関わります。
一人ずつ設計するタイプ
歯型のデータをもとに移動計画を立て、その計画に沿った形の装置をまとめて作る。計画に対して装置の枚数が対応している
段階ごとに作り直すタイプ
数枚ごとに歯型を取り直し、その時点の状態から次の装置を作っていく。進み具合を見ながら修正しやすい反面、来院ごとの型取りが必要になる
あらかじめ用意された形から選ぶタイプ
既製のサイズから合うものを使う。個々の歯の形や位置に細かく合わせることは想定されていない
どれが優れているという話ではなく、想定している使い方が違います。歯科医院がどのタイプを採用しているかによって、通院の間隔や説明の中身も変わってきます。
違いを見る軸③:設計と製作を誰が、どこで担うのか
意外と見落とされがちですが、装置がどこでどう位置づけられているかも確認しておきたい点です。
日本矯正歯科学会と日本歯科材料工業組合が厚生労働省に確認した内容として、特に海外で作られたカスタムメイドの矯正装置は、歯科技工士法上の矯正装置にも、薬事法(現・薬機法)上の医療機器にも該当しないとの回答が示され、患者への使用にあたっては「歯科医師が患者への十分な情報提供を行った上で患者の理解と同意を得ることを遵守するとともに、歯科医師の全面的な責任の下で使用されたい」との指示があったと公表されています。(参照:日本矯正歯科学会「カスタムメイド(マウスピース型等)の矯正装置の注意事項」 https://www.jos.gr.jp/medical/3876 )
ここから読み取れるのは、装置そのものの区分がどうであれ、使うかどうかの判断と責任は歯科医師にあるということです。だからこそ患者側としては、「その装置がどういうもので、なぜ自分に選ばれたのか」を説明してもらう権利があります。
自分に合うシステムを
どう選ぶか
システムで変わるもの・変わらないもの
| システムによって変わる | システムが違っても変わらない |
|---|---|
| システムによって変わる:対応できる移動の範囲や種類 | システムが違っても変わらない:弱い力を持続的にかけて歯を動かすという原理 |
| システムによって変わる:装置の枚数と交換のしかた | システムが違っても変わらない:装着時間が結果に影響するという前提 |
| システムによって変わる:通院間隔や来院時にすること | システムが違っても変わらない:診察・検査・診断が土台になること |
| システムによって変わる:治療計画の見せ方(データの提示方法など) | システムが違っても変わらない:治療後に保定が必要になること |
右の列は、どのシステムを使っても変わりません。逆に言えば、右側の話が説明に出てこないまま製品の名前だけが強調される場合は、聞き返してみたほうがよい場面かもしれません。
「どのシステムにするか」は自分で決めるものなのか
ここが多くの方が気にされる点です。答えは、希望を伝えることはできるが、最終的な適否の判断は診断に基づくというものになります。
日本矯正歯科学会は、マウスピース型矯正装置による治療には利点・欠点を踏まえた適応症の判断や専門的知識を要することから、矯正歯科領域の教育と臨床トレーニングを受けた歯科医師による診察・検査・診断をもとに治療を行うことを推奨しています。(参照:日本矯正歯科学会「ポジションステートメント」 https://www.jos.gr.jp/news/2019/0605_13.html )
装置は目的を達するための道具です。順番としては、①現状を調べる → ②目標を決める → ③目標に届く道具を選ぶ、となります。①②を飛ばして③から始めると、途中で立ち止まることになりかねません。
医院によって扱うシステムが違うのはなぜ?
理由はいくつかあります。
- 担当する歯科医師が受けてきた研修や、扱い慣れているシステムが異なる
- 院内の設備(口腔内スキャナーやCTなど)と組み合わせて運用できるかが違う
- どの範囲の症例まで自院で対応する方針かが医院ごとに違う
- 複数のシステムを併用し、状態に応じて使い分けている医院もある
したがって、「A医院とB医院で提案された装置が違う」ことそのものは、必ずしもどちらかが間違っているという話ではありません。ただし、なぜその装置なのかという理由の説明に納得できるかどうかは、比較の重要な材料になります。
相談時に聞いておくとよい質問
そのまま口に出して使える形でまとめます。
- 「この装置は、どの範囲まで動かすことを想定したものですか?」
- 「私の場合、この装置が選ばれた理由を教えてください」
- 「計画どおりに進まなかった場合、どのような対応がありますか?」
- 「装置は何枚くらいになる見込みで、どのくらいの間隔で通院しますか?」
- 「治療のあとの保定は、どのような形になりますか?」
これらに具体的な言葉で答えが返ってくるかどうかは、判断の助けになります。なお費用や期間の目安については、それぞれ別の記事で扱います。【内部リンク予約:矯正の費用】【内部リンク予約:矯正の期間】
草加・獨協大学前で
マウスピース矯正を
検討している方へ
獨協大学前 シティデンタルクリニックは、獨協大学前駅西口から徒歩10分、トーブイコート2階にあります。大型駐車場があるため、草加市内や周辺エリアから車で通われる方にもご利用いただきやすい立地です。
- 矯正を担当する歯科医師が診察を行い、初回のご相談は無料です
- 年中無休・土日祝も夜まで診療しているため、学校やお仕事の予定に合わせやすい環境です
- 歯科用CTなどを用いた診査に対応し、見た目だけでは分からない部分から検討します
- 24時間対応のオンライン予約・LINE予約をご用意しています
「どのシステムがよいか」を先に決める必要はありません。まずは口の中の状態を診たうえで、選べる道が何本あるのかを一緒に確認していきましょう。
システム名で検索するときの注意
製品名で検索すると、公式サイトや広告、個人の体験談が数多く見つかります。情報収集としては有益ですが、体験談は「その人の歯並び・その医院の計画」という条件つきの結果であり、自分に当てはまるとは限りません。また検索結果の上位には広告が並ぶため、中立的な情報だけを読んでいるつもりでも偏りが生じがちです。製品名の情報は入口として使い、最終的には自分の口の中を診てもらった診断とセットで判断する。この順番を守るだけで、情報の海で迷う時間はぐっと減ります。
よくある質問
有名な製品名のものを選べば安心でしょうか?
途中で別のシステムに変えることはできますか?
ワイヤーの装置を併用すると言われました。マウスピースでは足りないということですか?
装置が海外で作られていると聞き、不安になりました。
子どもにも同じシステムが使えますか?
まとめ|製品を選ぶ前に、順番を確認する
マウスピース矯正には、対応する範囲、作り方、設計と製作の体制という点で異なる複数のシステムがあります。どれを使うかは、診察と検査を経た診断のあとに決まるものであり、患者側が最初に決めるものではありません。
そのうえで、「なぜこの装置なのか」を説明してもらうことは、誰にでもできる確認作業です。草加・獨協大学前エリアで検討を始めた方は、製品名から入るのではなく、自分の口の中の現状を知ることから始めてみてください。
自由診療の副作用とリスク
副作用とリスク
- 歯が移動する過程で、一時的に痛みや圧迫感を感じる場合があります
- 決められた装着時間を守れない場合、想定した動きが得られないことがあります
- 装置と歯のあいだに汚れがたまると、う蝕(むし歯)や歯肉の炎症を招くおそれがあります
- 歯並びの状態に応じて、他の装置の併用や治療計画の変更を検討することがあります
- 治療終了後は歯が元の位置へ戻る傾向があるため、保定装置の継続使用が必要です
おおよその費用
マウスピース矯正は公的医療保険の対象外となる自由診療です。採用するシステムと治療範囲によって金額が変わります。
矯正精密検査+診断料 30,000円
インビザライン片顎(軽度) 250,000円
インビザライン両顎(軽度) 400,000円
インビザライン両顎(無制限) 850,000円
アソアライナー両顎2step 250,000円
調整料・観察料 5,000円
リテーナー 30,000円
お支払い方法:現金、クレジットカード、デンタルローン、院内分割をご利用いただけます。
記載理由
平成30年6月1日に施行 医療広告ガイドラインに準拠し、患者様が歯科医療に対して適切な選択を行えるようにするための注意事項として記載。
※副作用とリスクには個人差があります。※全て税抜の金額を表示。
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監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長 村上 翔 - 私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。診断や治療方針は口の中の状態によって異なります。症状が気になる場合は自己判断をせず、歯科医院での受診をおすすめします。
患者様の満足度調査を
実施しております。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、 診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、 そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。