予防歯科は何歳から?子ども・大人・シニアで変わるケア【草加・獨協大学前】
「子どもの歯医者デビューはいつがいい?」「自分はまだ若いから予防歯科は早い?」「親も連れて行ったほうがいい?」。草加・獨協大学前の当院には、学生の方からも、お子さん連れの保護者の方からも、こうした年齢に関するご質問をよくいただきます。答えを先に言えば、予防歯科に「早すぎる年齢」も「遅すぎる年齢」もありません。ただし、何歳から始めるかよりも大切なのは、年代によって守るべきものが入れ替わることを知っておくことです。
季節が変われば服装を変えるように、予防歯科で重点を置く内容も、乳幼児期・学生時代・働き世代・シニア世代で移り変わります。この記事では、年代ごとに「起きやすいこと」と「予防の重点」を表で整理し、それぞれの年代で歯科医院が実際に行うことの違いをお伝えします。最後に、草加でご家族そろって予防歯科に通うときの組み立て方もまとめました。お子さんのため、ご自身のため、ご両親のため、どの立場で読んでも役に立つ内容を目指しています。
予防歯科に「早すぎる」はない|
年代ごとにリスクの主役が入れ替わる
何歳から?の答えは「最初の歯が生えたら」
予防歯科を始める時期として、当院がお伝えしているのは「最初の乳歯が生えたころから」です。生えたばかりの歯は表面がまだ十分に硬くなっておらず、虫歯に対して弱い状態にあります。この時期に歯科医院に慣れておくと、その後の検診や処置を怖がらずに受けやすくなるという利点もあります。ただ、これは「乳幼児期を逃したらもう遅い」という意味ではありません。20代でも、40代でも、70代でも、始めたその日から予防歯科の効果は積み上がっていきます。年齢を理由にためらう必要はまったくないのです。
年代別に見る「起きやすいこと」と「予防の重点」
厚生労働省のe-ヘルスネットは、歯科治療の内訳が年齢によって大きく異なることを示しています。14歳以下では虫歯とその進行による歯髄炎の治療が60%を超え、45〜74歳では歯肉炎・歯周炎の治療が約3分の1を占め、75歳以上では失った歯を補う治療が4割以上を占めるとされています(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯の治療の流れ」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-01-004.html )。つまり「その年代で治療の主役になっているもの」が、そのまま「その年代で予防の主役にすべきもの」を教えてくれます。
| 年代 | 起きやすいこと | 予防の重点 |
|---|---|---|
| 乳幼児〜小学生 | 起きやすいこと:生えたての歯の虫歯、奥歯の溝の虫歯、仕上げ磨きが届かない場所の磨き残し | 予防の重点:歯質を強くするフッ化物の活用、溝の予防処置、保護者による仕上げ磨きの確認、間食の回数と時間 |
| 中高生〜大学生 | 起きやすいこと:部活や勉強で生活が不規則になり、間食や甘い飲み物が増える。歯ぐきの軽い腫れや出血が始まる | 予防の重点:自分で磨く技術の完成、歯と歯の間の清掃習慣、歯ぐきの状態のチェック開始 |
| 20〜50代 | 起きやすいこと:歯周病の始まりと進行、詰め物や被せ物のふちの二次虫歯、忙しさによる受診の中断 | 予防の重点:歯周ポケットの定期測定と歯石除去、治療済みの歯の管理、来院間隔を守る仕組みづくり |
| 60代以降 | 起きやすいこと:歯ぐきが下がって露出した根元の虫歯、唾液の減少による汚れの停滞、入れ歯や被せ物まわりの清掃不足 | 予防の重点:根元へのフッ化物、乾燥対策、清掃道具の見直し、噛む機能を保つための残っている歯の管理 |
この表は「その年代ならこれだけやればよい」という意味ではありません。たとえば大人でも虫歯はできますし、子どもにも歯ぐきの炎症は起きます。あくまで「主役が誰か」を示したもので、年代が上がるにつれて、前の年代の課題は残しつつ新しい課題が加わっていくとイメージしてください。
年代の切り替わりで受診が途切れやすい
予防歯科が途切れやすいタイミングは、実は年代の切り替わりにあります。小学校を卒業して保護者と一緒に通わなくなったとき、就職や一人暮らしで生活が変わったとき、子育てや介護で自分の時間がなくなったとき。こうした節目で「そういえば何年も行っていない」となる方が少なくありません。だからこそ、次の年代に入る前に「次はいつ来るか」を決めておくことに意味があります。
年代別・予防歯科で行うことの違い
子どもの予防歯科|「強くする」と「慣れる」
子どもの予防歯科の中心は、歯そのものを強くすることと、歯科医院に慣れることです。生えたての永久歯、とくに6歳前後に生える奥歯は溝が深く、歯ブラシの毛先が届きにくいため、フッ化物の塗布や溝を埋める処置が有効な場面が多くなります。e-ヘルスネットは、フッ化物洗口について、永久歯の奥歯が生え始める就学前ごろから始めて中学生まで続けることが望ましく、就学前から実施した場合の虫歯予防効果は40〜80%と紹介しています(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物洗口」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-02-009.html )。歯科医院では、その子の年齢と虫歯のなりやすさに合わせて、塗布と家庭でのフッ化物の使い方を組み合わせてご提案します。お子さんの処置の詳しい内容は小児歯科のページでご案内しています。
学生・若い世代の予防歯科|「自分で磨けるようになる」
中高生から大学生にかけては、保護者の仕上げ磨きから卒業し、自分の技術だけで口の中を守る時期に入ります。この年代の予防歯科では、磨き方の癖を見つけて直すこと、歯と歯の間を掃除する道具を使い始めること、そして歯ぐきの状態を初めてきちんと確認することが柱になります。獨協大学前駅の周辺は学生の方が多く、当院にも「親に言われて」ではなく「自分で予約して」来院される方が増えています。試験や部活で生活が乱れがちな時期だからこそ、数か月に一度、第三者に口の中を見てもらう機会が役に立ちます。
働き世代の予防歯科|「歯ぐき」と「治療済みの歯」を守る
20代後半から50代にかけては、予防の主役が虫歯から歯周病へと移ります。歯ぐきの溝の深さを測り、歯石を取り、出血の有無を記録する。地味ですが、この繰り返しが将来の歯の残り方を左右します。もうひとつ見落とされがちなのが、過去に治療した歯の管理です。詰め物や被せ物のふちは汚れがたまりやすく、その下で再び虫歯が進むことがあります。定期的な検査は、この「治した歯がまた悪くなる」を早い段階で見つけるためのものでもあります。忙しい年代でもあるため、来院間隔を守る仕組み(帰り際に次回を予約する、家族の受診とまとめるなど)を一緒に考えるのも、この年代の予防歯科の一部です。
シニア世代の予防歯科|「根元」と「乾燥」に目を向ける
年齢を重ねると歯ぐきが下がり、エナメル質に覆われていない歯の根元が露出してきます。根元はエナメル質より柔らかく、虫歯になりやすい場所です。加えて、唾液の量が減ると汚れが流されにくくなり、口の中の細菌が増えやすくなります。シニア世代の予防歯科では、根元へのフッ化物の応用、乾燥への対策、力の弱った手でも使いやすい清掃道具の選び方、そして入れ歯や被せ物まわりの清掃の確認が中心になります。歯を1本でも多く残すことは、噛む力を保ち、食事や会話を楽しみ続けることに直結します。
草加で家族そろって予防歯科に通うなら|
同じ日にまとめる・間隔の違いを整理する
家族の予約は「同じ日、別々の間隔」で
ご家族で予防歯科に通う場合、全員が同じ間隔である必要はありません。お子さんは3か月ごと、保護者の方は4か月ごと、祖父母は2か月ごと、というように、それぞれのリスクに合わせた間隔を設定したうえで、重なる日を「家族の日」として同じ枠にまとめる方法が現実的です。草加の当院では、ご家族の来院を次のように組み立てています。
全員の初回検査で、それぞれのリスクを把握する
年齢だけでなく、磨き残しの傾向、歯石の付きやすさ、治療済みの歯の数などから、一人ひとりの間隔を決めます。
間隔の最小公倍数で「家族の日」を決める
たとえばお子さんが3か月・保護者が6か月なら、半年に一度は全員が同じ日に来られるよう調整します。
同じ日に受ける内容を年代ごとに変える
お子さんはフッ化物塗布と磨き方の練習、保護者は歯周ポケットの測定と歯石除去、というように内容は別々です。
次回の予約を帰り際にまとめて取る
家族分の枠を続けて確保しておくと、受診が途切れにくくなります。
当院の体制
東武スカイツリーライン獨協大学前駅からすぐ、トーブイコート内で診療する当院(獨協大学前シティデンタルクリニック)は、学生の方から3世代のご家族まで、幅広い年代の予防歯科をお受けしています。
- 土日祝も含めて年中無休、朝10時30分から夜20時30分まで診療。学校や仕事のあとの時間帯にもご家族の枠を取れます
- 大型駐車場があるため、お子さんを乗せた車や祖父母の方の送り迎えでも通いやすい環境です
- 個室の診療室で、お子さんの処置を保護者の方が近くで見守れます
- 歯科用CTとマイクロスコープを備え、根元の虫歯や詰め物のふちなど、年代特有の変化を拡大や画像で確認します
- ご予約はネットまたはLINEから24時間受け付け。家族分をまとめて同じ時間帯に取ることができます
草加・獨協大学前で「何歳から始めるべきか」と迷っている方は、年齢にかかわらず、まず一度お口の状態を見せに来てください。予防歯科の全体像は予防歯科のページ、お子さんの処置は小児歯科のページ、妊娠中の方のケアはマタニティ歯科のページ、歯ぐきの病気は歯周病のページでそれぞれご案内しています。
よくある質問
予防歯科は何歳から始めるのがよいですか?
20代で症状がなくても予防歯科に通う意味はありますか?
高齢の親を連れて行くとき、特別な準備は必要ですか?
家族全員を同じ日に予約できますか?
子どものフッ素塗布は何歳まで続けるものですか?
まとめ|予防歯科は何歳からでも。年代で変わる「守るもの」を知っておく
予防歯科は「最初の歯が生えたら」始められ、その後は何歳からでも遅すぎることはありません。乳幼児期は歯を強くすること、学生時代は自分で磨けるようになること、働き世代は歯ぐきと治療済みの歯を守ること、シニア世代は根元と乾燥に目を向けること、というように、年代ごとに予防の主役は入れ替わります。
草加・獨協大学前でご家族の予防歯科をお考えの方は、それぞれのリスクに合わせた間隔を設定したうえで、来院日をそろえる方法をおすすめしています。年齢を理由に先延ばしにせず、今の年代に合った内容から始めてみてください。
治療・経過観察に伴う注意点
注意点
- 年代別の傾向は一般的な目安であり、実際のリスクや必要な処置は一人ひとりの検査結果に基づいて判断します
- フッ化物の応用や溝の予防処置は虫歯の発生を抑える助けになりますが、これだけで虫歯がゼロになるとお約束するものではありません
- 歯石除去やクリーニングの直後は、歯ぐきが引き締まっていく途中で軽くしみたり、少量の出血が出たりする場合があります
- 小さなお子さんは、その日の体調や気分によって処置を途中で切り上げ、別の日に改めることがあります
- 来院の間隔は年齢だけでなく、磨き残しの傾向や治療済みの歯の状態によって変わり、途中で見直すことがあります
おおよその費用
どの年代でも、歯ぐきや虫歯のチェックとその結果に応じた歯石取り、ブラッシング指導は保険診療として受けられるのが通常です。負担額は当日行った項目と負担割合の組み合わせで決まり、お子さんの場合は自治体の助成が使えることもあります。病気の有無と関係なく希望で受けるPMTC(専門的なクリーニング)は自費扱いで、料金は15,000円(税抜)です。フッ化物塗布の保険適用は年齢や状態次第となるため、処置前にお伝えします。
お会計は現金とクレジットカードのどちらでも承ります。
記載理由
平成30年6月1日施行の医療広告ガイドラインの趣旨をふまえ、年代ごとの予防歯科を検討されるご家族が内容と費用を誤解なく判断できるよう、注意事項として記載しています。
※注意点の現れ方には個人差があります。
予防歯科の関連記事
-
監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長 村上 翔 - 私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。年代ごとの予防の内容や来院の間隔はお口の状態によって異なります。気になることがある場合は自己判断をせず、歯科医院での受診をおすすめします。
患者様の満足度調査を
実施しております。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、 診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、 そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。